旧車のレストアや日々の雑日記。
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今日も天気良いです。
何かと乾燥工程がある仕事なので、気温が高いことで作業効率は上がるのですが、
肝心な作業者が暑さに弱いという残念な状況です(笑。
さて、依頼人様にプレッシャーを感じさせてしまったリアフェンダーです。
今時の車の部品箱の上でパチリ。
いかにも当時の部品とわかる小豆色のプライマー仕上げです。
今時の車の補給部品のような精度ではないので、多少の加工が強いられると思いますが、
かなり作業的な負担は少なくなります。
実際に所有していてもボルトオンパーツではないだけに、使用する機会もそうあるわけでもなく、
使ったといえば、銀ちゃんのリアフェンダーの一部を製作する際に型取り使ったぐらいです。
1号車の場合は、
・過去のハンマリング痕がかなり酷く修復の手間が部品交換の手間を大きく越えてしまう点。
当然手間がかかる分、工賃も割高になります。割りに仕上がりにも反映され難いレベルです。
・インナーフェンダー(タイヤハウス)にも損傷があるため、取り外しての板金が理想な点。
亀裂があるぐらいなので、水の浸入からの腐食も確認したいところでもあります。
部品単体でのコストを考えると、叩くほうが抑えられるかと思われるかもしれませんが、
叩くほうが高上がりになる場合もあり、まさに今回がそのケースです。
私もたまたま部品を持っていたので思い切った決断ができましたが、もし持っていなかったら、、、
以前レストアしたローレルのリアフェンダーみたいに脱着して修理していたと思います。
そう考えると、今回のように交換が一番率の良い作業方法かと思います。
なので、プレッシャーもコストもそう心配なさらないでください。
何より、今回ぐらいの状況で使用しない方がよっぽど勿体無いです(笑。
それだけ魅力的な一台です。
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