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旧車のレストアや日々の雑日記。

少しゆとりが出来たので、久々の更新です。


数年前からちょくちょくご依頼があるワゴンRの錆補修です。
おそらく、北海道のBPショップでしたら年間数台は
お問い合わせがあるかと思います。

 ホイールハウスとRrフェンダーのシール性がどうも
悪いのと、軽に使用している鋼材の影響でこの辺りの
腐食がどうも進行しやすいようです。





腐食部分を切り取るとインナーはこんな感じ。
幸いにも、まだインナーの腐食は表面だけでした。
さて、カットしたはいいですが、このアーチ部分って
実は作ろうと思うと物凄く大変です。
10Cm程度のアーチを作ろうにも1時間はかかります。
拘っているともっと時間がかかってしまいます。


なので、ホイールハウス補修パネル作りました。
実際は下のロッカーパネル付近まであるのですが、
今回は必要範囲だけで交換です。
接合部分は、ヘミングツールで一段低くして
Rrフェンダーに潜り込ませて2Cm間隔ぐらいで
点付け溶接。


その後、溶接間のパネル接合部にハンダを流し込む
ようにして接合して補修完了です。






この手の腐食の修理方法は、ショップによって様々です。

工場によっては、この錆のためにRrフェンダーを取り替えてしまう事も
あるようですが、車体にかかるストレスや修理費やらが提案しづらい要素
かと思います。
かと言って、腐食を表面からざっと補修して修理費を押させてしまえば
半年もしないでまた腐食が来てしまいますので、正直、作業者側でもかなり
やっかいな仕事だったりします。

今回のような方法でやれれば、修理費と手間のバランスがよいので、
お客様へも提案しやすいのではないかと思いました。

某会会長様からの強い要望で作ることになりましたが、やはり会長様は
目の付け所が違うなと、作業をしながらひとしきり関心してしまいました。





 

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明けましておめでとうございます!
今年もまた皆様方と一緒に旧車生活を楽しみたいと思っております。
宜しくお願い致します。


工場は6日から始まり、ようやく連絡や部品の流れが良くなってきました。
しかし、そうなった頃にまた連休が挟まるので、1月前半は何となく
本調子にはなれかったりしますねぇ。


さてさて、今回はホイールハウスの修理を紹介。
最近結構多いんですよ、この手の腐食修理のご相談が。
融雪剤の影響がかなり大きいと思うのです、、、一長一短ですよね。


表面的には数箇所浮き錆になっている程度
だったのですが、カットしてみるとインナーまで
腐食が進んでいました。
インナーとアウターの隙間自体も少ないので、
腐食が進行しやすいようです。



 錆を落としていき、欠損している部分を溶接で
接合してインナーの状態を良好にしておきます。





アーチ部分をインナーに合うように作り、
Rrフェンダーに滑るこませるように段付け加工し溶接。
接合部分が多いので、しっかりと溶接していくと
熱の影響でパネルに歪みが出てしまうので点付けします。
 
 
 
 溝の部分にハンダを流し込み補強と面だしをして
張替え完了です。
ハンダ盛りに少し時間がかかってしまいますが、
熱の影響による歪みも出ませんので、作業範囲を
小さく出来るのが最大のメリットです。 
 
 
 
 
そういった理由から近頃ハンダにはまっています(笑。






 
 
 
 
  

ようやく落ち着いてきました。
一般修理に加え、現行車の腐食補修、その合間に全塗装を2台程と。
作業スペースの都合がつかず、なかなか全塗装へと進めず納車が少しばかり遅くなって
しまいましたが、何とか(?)乗り切りました。


今回はコペンの全塗装の風景を紹介します。



DSCF9288.JPG本当でしたらルーフとルーフバックを分解して作業したかったのですが、
このメカニカルな構造にビビってしまい、ウェザーストリップ等の付属を
取り外してマスキングすることにしました。





しかし、ウェザーが無い分、隙間がいっぱいなのでマスキングも大変(汗。
画像ではなんてことなく見えるのが悔しいぐらいです(笑。


DSCF9294.JPG色は同系統ですが、純正色より深みのある渋いグリーンです。

カラーベース(1液) 450g(希釈50%)
クリアー 420g(主剤)




DSCF9284.JPG向かい側に左右フェンダーをセットしてボルトオン6点を塗装。

カラーベース(1液) 600g(希釈50%)
クリアー 550g(主剤)




DSCF9300.JPG樹脂パーツ。

カラーベース(1液) 450g(希釈50%)
クリアー 420g(主剤)




と、塗装ブースを3回稼働させて完了!

93e16675.jpeg付属品を慎重に組み付けていき、作業完了です!

ヘッドランプの黄ばみとクリアー剥げの修復喜んでもらえました。





267a8596.jpegオーナー様は樹脂パーツとボディの色の違いが全塗装を決める
大きな要素だったようです。
その辺りもスッキリしたので喜んでいただけた様子でした。





新車でも樹脂パーツはどうしても色が違うものですが、気づいてしまったら気になるものですよねぇ。
新品バンパーを使用する一般修理でも色ぶれには時折悩まされます。
メタリック、パールとなると同じ色でも塗り方次第では全然違う色になってしまいます。
なので、今回のように3回に分けて塗装する時はエア圧、回数、距離等をかなり意識しながら
塗装します。


今回の全塗装で活躍した工具。

DSCF9546.JPGフレイムボンドです。
有機液体金属をバーナーで燃焼吹きつけさせて密着性と接着性を
高めるというものです。
超親水性になるので塗装が馴染みやすくなりますし、密着性が向上す
るので、足付け不良が改善されたりと補修塗装で活躍の機会が
増えそうです。












 
近頃珍しく講習事が重なってありました。

新しい発見や、何かしら気づくことがあるので講習とかの座学も意外と好きだったりします。
ただ、食事後だと眠くもなりますけどね(笑。

そんな先日の研修で、講師の方からブログ読んでるよと嬉しいお言葉が(照。
いやいや、更新も少ないのでちょっと気が引けてしまいましたが・・・、そんな声があると
また書く楽しみが増えますよねー。

では、今だけでも張り切っていきましょ!(笑


repair00.jpg今回は、ヨタハチではなく、現行車ドア下部の修理です。
変形が不自然な状態なので、おそらく損傷後ドアが閉まるようにと
応急的にこじったりしたように思います。

内側のプレスラインもすでに原型をとどめていない状態です。



通常であればドア交換を勧められる損傷かと思います。
ただ、それでは納期とご予算が見合いませんので今回は修理することにしました。


repair01.jpg外側のパネル自体も、かなり伸びてしまっているので割り切って
考えて張替えとし、切開します。
これだけ広く口があげば、修復もかなり楽になります。
元の形に近づくように少しずつ叩き出して整えていきます。
一部折れが激しく、伸びきらない部分がありましたが、おおよそ
これぐらいで完了です。



repair02.jpg車種やパネルの材質、板厚にもよるので、一概に修理可能とは
言えないのですが、このようにして直すことも多々あります。

世の流れではエコへと向かっている昨今。
何も交換ばかりではなく、可能な限り修理できるような技術を
身につけていきたいものです。




たまの本業の話です。

保険修理でも、ご要望によっては時価額の範囲内で納めなくてはいけない場合が時折あります。
私共の地域では高齢の車両が多いので、こういったケースが比較的多いです。

DSC09933.jpg通常の作業では、バンパー取替、トランク取替、Rrクォーター取替、
右テールランプ取替、バックパネル修理もしくは交換かと思います。
となると部品代だけで、時価額をゆうに超えてしまい全損となり、
その上、作業工賃となるとかなりの手出しになってしまいます。
なので、今回は、トランクやバンパー等のボルトオンをリサイクル
パーツ使用。そして、クォーターとバックパネルを修理し時価額の
範囲で収める方向でご提案し、ご了承いただきました。


DSC09945.JPG右クォーターとバックパネルの損傷がいやらしい当りのため、時間が
かかりましたが、荒出し後はこんな感じです。
トランクとの立て付けを見ながら損傷の入力と逆に修理していけば、
ほぼいいところ出ます。
ここまで出てくるとしめたものです。




DSC09946.JPGあとは、小さな歪をハンマリングで取り、全体的に均していき、若干の
パテに頼りながらサーフェイサーを塗装。





その後は隣のパネルと色が合うように、調色してバンパーとトランクと一緒に塗装して完了。

全てではないのですが、出来る限りご要望にあった修理選択を提案しています。

さて、ネタが少なかったのでギリギリで繋いでいた近頃でしたが、近日中にヨタハチのレストアが
始まる予定です。まだどの程度の作業になるかはわかりませんが、これからお話し合いをして
少しずつ完成までのイメージを煮詰めていきたいなと思っています。

お楽しみに!





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