旧車のレストアや日々の雑日記。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
私のところでは修理に際して、塗装工程で邪魔になる付属品は基本的に取り外します。
例えば、Frドアを修理する場合は、ドアのモールやミラー、ドアの取っ手等を取り外します。
一昔前でしたら、マスキングが主流だったのですが、のちに際からの剥がれや、マスキング不備に
よる塗料の付着等のトラブルが発生します。
それは一般修理だけではなく、レストアでも同じことです。
レストアをお受けして、車両に取付られている付属品(バンパーやモール類等)を
分解していく時に多く見受けられる箇所をピックアップします。
ケンメリRrクォーター、Rrバンパーの陰の目くらゴムパッキン。
ニッサン系の車では大抵ここにゴムパッキンがあります。
手で外せる程度の物なのですが、なぜ取り外さないのか正直
理解に苦しみます。
しかし、こうなっている車両実は多いのです。
付着した塗装を後から取るのは手間なので、本当は外した方が
良いのですがね。
ドアワイヤーハーネスのグロメットとドアオープンのスイッチ。
ここは車種問わず、結構塗装が付いている場合が多い部分です。
こういった部分も外したり、引き抜いたりして、塗料が付着しない
ように気を使う必要があります。
結局、不要な部分に塗装を飛ばしてしまってはマスキングの意味はなく、反ってトラブルになります。
また、こういった部分は過去の修理方法推測の格好の材料になります。
細かな部分でもきちんと取り外したり、マスキング等の処置がされた車両は、それ以前の工程でも
丁寧に作業されていると思いますので。
今回も仕上がり後の見た目に影響するので、私が塗装を剥がす羽目になりますが、
剥がすのも後のトラブルを避けるためには必要な手直しかと。
PR
この記事にコメントする