旧車のレストアや日々の雑日記。
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お盆休みだったので、乗じてブログもお休みしちゃいました。ゆっくり休んだので、また張り切って更新
していきましょう~。
長期間車庫に保管しておいたようなのですが、隙間があったためこんな状態になってしまったようです。また、車庫に入れるときに除雪車で右フロントを押して入れたため、パーテンションパネル付近までよじれが波及しちゃっています(どれだけの勢いで押したのでしょうね・・)。書類も無いようなので、部品取りとして譲っていただきましが、仮に書類があってもここまでボディが振ってしまっては再生は無理と言いますか、、やるだけ無駄でしょう。
ロッカーパネルは薄い鉄板をあててそれとなく修復してあり、フロアは抜けかかった状態でFRPを流し込んでありました。レストア途中だったのかなと思います。
またまた残念な車両の紹介になってしまいましたが、使用できそうな部分は暇をみて分解し、
ストックしておこうかと思っています。いつかしっかりとしたレストアベースが手に入る日のために・・。
と思いつつ、どんどん倉庫を圧迫していっています(笑。
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今日はフロアパネルを製作し、その後、以前からレストアのお問い合わせをいただいていたお客様の車両を拝見してきました。私の所からはちょっと距離があるため、行けずじまいだったのですが、ちょうど仕事も落ち着き良い機会だったのでお伺いし、レストアのご説明や、旧車のお話をしたりお宝を見せていただいたりと、ちょっと長居してしまい、先ほど帰宅です。
そんなこんなで更新が遅くなってしまいましたが、完成画像です。
前回は立ち上がり部分がちょっと長すぎたので、1cm弱短く、ロッカーパネル側のスポットしろの部分も前回より3mm程度短くなっています。不要な部分は取り付けの際にカットしていただいたほうが、取り付け時の自由度は高いのですが、余裕がありすぎだとカットもちょっと手間なようなので、必要最低限の余裕を持たす程度にしました。
スポット溶接の打痕部分に防錆剤を塗ってあります。溶接時に熱がかかっているので、打痕部分には錆が発生しやすい傾向にあります。ご購入いただいた方の中には、スペア購入で、すぐに使用しない方もいるようですので、保管時に錆びてこないように処置してあります。
金型で押した際に、リブ部分の引っ張りによるしわがあり、パネル全体も少しうねってしまうのですが、変に延びて腰が抜けているわけではないので、車体取り付け時にバイスで押さえながら溶接していけば、きれいな張りがでます。
使用した方々の声を少し反映し、使い勝手が良いようにほんの少しだけ変更しましたが、基本的には同じです。今後レストアをお考えの方は、是非ともこれを使用していただきたいなと思っています。
フロアパネルも接合工程まできて完成間近です。ようやく、この工程までたどり着きました。掛かりっきりで作業をすれば、もう少し早くできたのでしょうけれど、納期のサイクルが短い本業を優先して、合間での作業なので、ちょっと時間が掛かりすぎましたが、とりあえず今月中にはと思っていたので、私としては一応ノルマ達成出来そうかなと思っています。
それでは今日の作業風景の紹介。
この後は、トーションバーホールの参考線と水抜き穴の参考位置の印をつけて完成となります。
まぁ1日あれば全部終わるだろうと思っていたのですが・・・どう頑張っても無理でしたので、今日はここで終了しました。明日完成画像UPします。(引っ張り過ぎ?)
近頃、天気の悪い日が続いています。バケツをひっくり返したような雨で、我が家の裏の畑も田んぼ状態。程よく晴れて、程よく雨が降ってくれれば良いなと都合の良いことを考えていても、当たり前にそうはいかないですね。今年の収穫は期待出来なさそうで、ちょっとヘコミ気味です。
まぁ、そんなことはさておき、フロアパネルの製作の続きです。
前回、シャーリングで不要な部分をカットしたパネル。
このパネルの外側側面のスポットしろの部分を折り曲げます。
機械に折り曲げしろと折り曲げの角度を予めセットしておき、パネルを滑り込ませてON。
で、折り曲げが終わりパネル本体の作業はひとまず完了となります。
次にシートレールの折り曲げです。
実はこれが大変。幅47mmの鉄板の両端を10mmずつ折り曲げなくてはいけません。ガッチャンと落ちてくる曲げ機の歯先が!・・恐怖です。
時折、精神的に挫けてしまい、数本のロスを出しつつ。。
そんな恐怖と戦いながらの作品です(笑。出来てしまえば何てこと無いコの字型のレールですね。
これで、大きな機械を使った作業は終わりです。次はレール部分の溶接です。
続く。