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旧車のレストアや日々の雑日記。
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前回の続きで、ローレルのドアの分解後の処置です。


DSC09692.JPGちょっと面倒な作業ですが、分解してしまえばこっちのものです。
ドアアウタースキン裏側の手の入らない所への板金も容易に出来ま
すし、錆も安心出来るぐらいまで、落とせちゃいます。腐食部分の
張替えも比較的楽な作業です。





DSC09693.JPGインナーもサンドブラストして気になる錆も落としちゃいます。
目に見えて錆が取れたので、内側への心配も少なくなります。






DSC09694.JPGその後、防錆剤をペタペタと塗って蓋をして完了。補修パネルでは
ありますが、ここまでしておけば、持ちはかなり良いと思います。






自家用なので作業的な制限もなかったので、実験的な気持ちでやってみましたが、この作業が
癖になりそうです(笑。

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コスモスポーツの記事もひとまず終了し、現在はケンメリの全塗装+αの作業をしています。
2、3年前に一度軽いレストアをした車両のようですが、パネルのうねりとサーフライン下の
下地の処置にちょっと心配があるので、そのあたりをやり直したいとのことでご入庫されました。
残念ながら、今回は記事で書くことはできないので、久々にローレルの作業風景でも(憶えてます
かね?)。

DSC09679.JPGレストア一台に掛かりっきりだと煮詰まってきたりして、少し気が滅入って
きてしまうので、実は気分転換に時々触っていました。
今回のドアの修復は、アウタースキンを外しての作業です。数箇所、
溶接部分を切り離し、パネルに無理をかけないようにしながら、耳の
ヘミングを起こしていきます。次に、内骨とアウタースキンを接着して
あるコーキングをカッターで切り剥がすと分解できます。



DSC09681.JPG開けてみるとこんな状態。アウタースキン下側前後の腐食は分かって
いたのですが、覗き込んでも見えない部分も意外と進行しているもの
で、袋になっている所は塵や埃が溜まりやすいので、腐食も進行しや
すいのが良く分かります。



つづく。



前回の続き。

DSC09658.JPGスペアと言えど、内骨の裏は補修が必要です。ただ、過去の補修が
無いので、こちらのフェンダーの方が良くなりそうです。

錆の酷い部分をカットし、張り替える鉄板の厚さの分だけへミング加工を
し、接合時に段差が付かないようにします。




DSC09659.JPGカットした部分と同形状に鉄板を曲げていき、仮合わせをしながら
微調整していき、完成。






DSC09655.JPGへミング部分にスポットシーラーを塗ります。







DSC09657.JPGへミング部分1Cm程度被る程度でピッタリ合うぐらいにして。
スポット溶接で接合します。溶接しようかと考えましたが、それでは
熱による歪みが生じてしまいます。せっかく補修したのに歪んでしまう
のも嫌なので今回はあえてスポットで。





結局、元々のフェンダーとスペア、4枚とも補修。おそらく右側をスペアのフェンダー、左側を元々の
フェンダーを使用することになりそうです。

寒い日々が続いていますが、今年は未だに雪は積もらず。
鉄板も錆びてこない位、空気が乾燥しているので、旧車には良いのですが、
体に堪えます。雪降って多少湿度がある方が暖かく感じるので、雪が恋しいやら、
でも雪かきが面倒だしとかで複雑だったりします。

ヒーターの温もりに有り難味を感じつつ、ローレルのフェンダーの状態を確認。

DSC09625.JPG右フロントフェンダー。表から確認する限りでは、ロア部がダメかなって
感じです。旧車全般に共通して見られる泣き所です。






DSC09622.JPG裏側。フェンダー上面の裏側に錆が発生していますが、巣穴になる程
進行していないので、サンドブラストで大丈夫かと思います。ロア部には
過去に張り替えた形跡がありますが、それ以外は大きな板金跡は
見当たりません。そこそこ状態は良いかなと思いながら・・・。





DSC09653.JPG内骨を上下数箇所のスポット溶接をドリルでもみ取り外します。
すると、やはり出てきました。上角とロア部が錆の温床です。
構造的に泥等のゴミが溜まりやすく、その為、水はけの悪くなり、
腐食が進行しやすいのでしょうね。





DSC09652.JPGロア部の過去の補修跡。丁寧に修理されています。
補修したにもかかわらず、また腐食してしまうあたり弱い部分なの
でしょうね。。






補修したフェンダーは溶接による歪みが既に発生しているので、正直あまり使用したくはないなと
思いつつ、スペアのフェンダーを引っ張り出してきて、しばし考え込みました。

                                                   
                                                         続く。
休日になるとチマチマとローレルを触っています。腰を据えての作業ではないので、気分が
のってきた頃にはもう夕方だったりして、なかなか進まないですが、少しばかり進んだので、
紹介します。

DSC09578.JPG下地の確認の為にスクレーパーを使い、地道に塗膜を剥がして
いきます。左クォーターは思いの外、過去の補修の無さにうれしく
なりました。ただ、フェンダーの耳を折っているので、若干張りが
無くなって歪んでいますが、元に戻せば、張りも戻りそうかな。




DSC09668.JPGひとまず、左側面とルーフの剥離は終わりました。左ドアは、
ベルトモール取り付け周辺の腐食が進んでいるので、中古を
使うか検討中。ロッカーパネルは製作し、取り替えます。
アウターの状態を見る限りではインナーもきっと手をかけないと
ダメだと思いますし。とにかく中も確認しないと心配なので。
フェンダーのロア部は腐食していたので平行して修復しました。

その辺りは後日載せるとして。


DSC09669.JPG前方から。フェンダーは、過去に全剥離していたようです。
また、過去の板金跡もありますので、多少の修理が必要に
なりますが、年式を考えれば良いほうと思わなくては。





DSC09664.JPG気掛かりだった右クォーター。やはりの状態です。右斜め後方からの
ダメージ有です。またタイヤハウス周辺も過去の補修があります。
この辺は部品取りのクォーターをはずして交換した方が後々良いかも
しれないなと思っています。修理にしろ、交換にしろ、取り外すことに
なりそうです。




DSC09666.JPG
右前方から。こっちのフェンダーはまぁまぁの状態。フェンダー裏側、
スプラッシュというんでしょうか、、骨の部分に砂や水が溜まり、腐って
しまうようです。
ドアは前側にパテが入っていましたが、それ以外の状態はそんなに
酷くないので、このドアを使おうと思います。



全体的に塗り重ねも少なく、年式の割には過去の補修も少ないのではないかなと思いました。
状態もだんだん見えてきてなんとなく作業方法も固まりつつあります。
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