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旧車のレストアや日々の雑日記。
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今日も天気良いです。
何かと乾燥工程がある仕事なので、気温が高いことで作業効率は上がるのですが、
肝心な作業者が暑さに弱いという残念な状況です(笑。


さて、依頼人様にプレッシャーを感じさせてしまったリアフェンダーです。

fender000.jpg今時の車の部品箱の上でパチリ。
いかにも当時の部品とわかる小豆色のプライマー仕上げです。


今時の車の補給部品のような精度ではないので、多少の加工が強いられると思いますが、
かなり作業的な負担は少なくなります。

実際に所有していてもボルトオンパーツではないだけに、使用する機会もそうあるわけでもなく、
使ったといえば、銀ちゃんのリアフェンダーの一部を製作する際に型取り使ったぐらいです。

1号車の場合は、
・過去のハンマリング痕がかなり酷く修復の手間が部品交換の手間を大きく越えてしまう点。
当然手間がかかる分、工賃も割高になります。割りに仕上がりにも反映され難いレベルです。

・インナーフェンダー(タイヤハウス)にも損傷があるため、取り外しての板金が理想な点。
亀裂があるぐらいなので、水の浸入からの腐食も確認したいところでもあります。


部品単体でのコストを考えると、叩くほうが抑えられるかと思われるかもしれませんが、
叩くほうが高上がりになる場合もあり、まさに今回がそのケースです。
私もたまたま部品を持っていたので思い切った決断ができましたが、もし持っていなかったら、、、
以前レストアしたローレルのリアフェンダーみたいに脱着して修理していたと思います。

そう考えると、今回のように交換が一番率の良い作業方法かと思います。
なので、プレッシャーもコストもそう心配なさらないでください。
何より、今回ぐらいの状況で使用しない方がよっぽど勿体無いです(笑。


それだけ魅力的な一台です。




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さてさて、ヨタハチもようやく新しい場所の修理に進みます。
暫く、進んでいるような進んでいないような状態がつづいていたので、今回からはまた少し新たな
気持ちになって読んでもらえるかと思います。

左のリアフェンダー。
元々、板金痕が酷くて、過去に相当大きなクラッシュがあったと思われます。
インナーに亀裂が入り、リアフロアにもひずみが走っている状態だったので、その辺りからも
修理していかなくてはいけないです。

そうなると、当然一番外側のリアフェンダーが邪魔になります。



なので、

いきなりですが


DSCF3148.jpgフェンダーアウターを取り外します(笑。

修理するべきか暫く悩みましたが、あれぐらいの状態になっている
部位を修理するとなると、手間のわりに効果は上がらないものです。

思い切って交換する方が、仕上がりとコストの両立が量れます。



そういった結論に達したため、


DSCF3133.jpg倉庫から引っ張り出してきました!

ほんと1号車のために持っていたのではないでしょうか(笑。

そんな運命的な考えも都度よぎります。






つづく。


先週から少し本業が混み合っていて、ブログの更新が落ちてしまいました。
出来る限り頻度を減らさないようにしようと思いますが、もしかすると・・・もしかします。
そんな時は「忙しいんだ~」と大目にみて下さいね(笑。


そういや、『旧車レストア』カテゴリーがついに3桁いきました!
頻度少ないながらも応援されて5年も続けてきたんだなーと、101件目の記事という中途半端な
タイミングで振り返ってみました(笑。

しかし、そろそろカテゴリーも整理しなくてはいけませんね。
一応はそれらしく分類しているのですが、どこまでどう区分すればよいか迷うときもあるので、
実際にはだんだんと乱雑な分かれ方になってきているような気がします。

まぁ、それは少し落ち着いたら整理することにして。


本題のヨタハチの紹介です!!



DSCF3121.jpg前記事で紹介した部分を溶接し、延長でその前側の部分も張替え
しました。

カウルトップも曲面になっていますから、横へと流れた雨水は
当然、今回張り替えた辺りに溜まりますよね。
錆びてしまうのも仕方ないのです。



さて、
これでおおよそ左側のフロア~ロッカーパネル、周辺部位までの作業が終わりました。


DSCF3147.jpg不安がある部分はほぼ張り替えていますので、作業前と比べると
かなりスッキリしてきたと思います。

ちなみにロッカー前端部の蓋はもう暫く接合しません。
リアフェンダー作業時の鉄粉を出さなくてはいけないので。
防錆してあるとは言え、出来る限り錆の原因だけは取り除きたい
ものです。



と・・・・。

困ったことにフェンダーを乗せた画像が何故かありません。。

紹介したくないわけじゃないですよ(笑。
ただ、実際の作業はもう少し進んでいて、今ちょっと乗せてパチリと・・・とは出来ない状況です。

なので、
左側面の作業が完了した時に、その辺りも一緒に紹介しようと考えています。



明日から左リアフェンダーです。












DSCF3063.jpg小さな部分ですが、これも立付け合せに重要な部分。
部品名称は解からない、カウルサイドピラー上部の
エクステンションのような部位です。

結構作りづらい部分で、3ピースで製作です。




side_upper.jpg装着前と装着のイメージ画像です。
フェンダーを乗せて一番落ち着きの良い位置で、仮止めし
ピラーと接合していきます。









昨日につづき、フェンダーロア部分です。

今回もいつものようにカットした部分を参考に作ります。


fender01.jpgイングリッシュホイールを使い、前後上下方向へ伸ばしながら、
緩やかな丸みをつけ形を整えていきます。



DSCF3085.jpgカットした部分とあわせながら、最終的な微調整をして完成です。


つなぎの部分は、1cm位ヘミング加工して、重ねてスポット溶接で
接合します。





これで、側面のチリ合せの準備ができました。


明日は立て付け確認で一日が終わるかもしれません(笑。


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