旧車のレストアや日々の雑日記。
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先日16日、座学の講習がありました。
ヨタハチのレストアには全く関係ない話だったように思えます(笑。
板金塗装工場での診断機の必要性、溶接の観点からの電子化車両の取り扱い方といった感じです。
新しいモデルの車が発表されるたびに次々と新技術が盛り込まれ、車両の電子化も進んでいる
状況なので、技術講習も受けていかないと対応出来なくなってきます。
近頃の修理では、外観や美観、安全性能に加えて、環境性能の回復が要求されてきています。
職人仕事として認識されているこの業界ですが、従来の方法ばかりに固執し過ぎずアンテナをはって
情報収集と新しい技術の吸収に努めなくてはいけないですね。
※当店は一般的な修理工場ですので社長も職人って柄ではないですし、敷居は非常に低いです。
ある意味バリアフリー化してます(笑。
さて、
連休を挟みヨタハチのレストア再開です。
剥離した結果、全体的な状態はかなり良い方かと思いますが、
要の部分が腐食しているので、ここは張り替えます。
マーカーランプ周辺はひとまず保留。
プレスライン下からの張替えで済みそうなので、
今回は比較的作りやすいです。
後日、張替え後の風景UPします。
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今日から3連休という方も多いのでしょうか?
こちらは週末の天気は悪そうなので連休をどう過ごそうかといったところです。
さて、今回はピラーの辺りからの作業になります。
まず作ったのは、
ちょっと複雑な形状で、一枚では製作できませんでしたので、
ピース分けして作りました。
下部はおおよそ前回の張替えで問題無さそうなので、一部のみ
作り変えて使用可能。
裏表共にサンドブラストして、裏側には防錆剤を塗布しておきます。
概ね後の微調整で済みそうな位置がわかった状態で、
いよいよロッカーパネルを接合していきます。
ピラーは、カウルサイドとピラーの間のエクステンションを作り、
再度フェンダーとのチリを確認して合せて接合するので、
一旦仮止めで保留です。
全く派手さのない立付け調整ですが、位置が決まった時の喜びは、作業が終わったような
錯覚すら憶えます(笑。
これで、良い週末を迎えられそうです。
昨日の更新、休んでしまいました。
今月に入ってから結構良い調子で続けていたので、ちょっと悔しかったりしています(笑。
さておき。
それでは一昨日の記事の続きで、アウターに補強をといった工程を紹介します。
アウターも張替えという事で、自社パーツのロッカーパネルを使用することになります。
ロッカーパネルの内側と補強に防錆処置をした後、
ロッカーパネル下面と補強をスポット溶接で組み合わせておきます。
上側のスポットはインナーと一緒に接合するので、この段階では
保留です。
理想としては、補強は上下共にインナーとアウターで挟んでスポット溶接したかったのですが、
下側のスポット溶接に関しては元々から3枚一緒に接合される構造で厚さが、
フロア(1.0mm)+ロッカーインナー(1.2mm)+ロッカーアウター(1.0mm)で合計3.2mmにも
なります。
私どもの使用している補修用スポット溶接機では、せいぜいこのぐらいの厚さが限界。
ここに補強の1.0mmとなると、著しく接合性能は下がり、強度落ちや接合不良が生じます。
また下から覗き見たとき、1枚余分に入っているのが解かるのもどうかと思いますし。
上面は接着式のウェザーストリップで覆われるので、付いてしまえば目立ちません(笑。
オリジナリティーと強度、作業性の兼ね合いを考えこのあたりが今回の妥協点でした。
車両に仮止めです。
しかし、このまま溶接するわけにもいかないのが、
ヨタハチの面倒なところです。。。。
この部分を何とかしなくては、ドアとの立て付けが確認出来ません。
平行してフェンダーを仮止めしてチリを合せたいところでもあります。
何だか・・・・。
ここ暫くあちこち作業が飛んでいるようで、状況説明も通じているのか自信がなくなってきますね・・・。
ロッカーパネル接合の1工程を進めるためには、まず周辺から。
隣接とかなり関わりあっているので、全体的に進めていかなくてはならないのですが、
仕上がるときは一気に見栄えが良くなるはずです。
そして、私の説明も纏まるかと(爆。
今月に入ってから結構良い調子で続けていたので、ちょっと悔しかったりしています(笑。
さておき。
それでは一昨日の記事の続きで、アウターに補強をといった工程を紹介します。
アウターも張替えという事で、自社パーツのロッカーパネルを使用することになります。
ロッカーパネルの内側と補強に防錆処置をした後、
上側のスポットはインナーと一緒に接合するので、この段階では
保留です。
理想としては、補強は上下共にインナーとアウターで挟んでスポット溶接したかったのですが、
下側のスポット溶接に関しては元々から3枚一緒に接合される構造で厚さが、
フロア(1.0mm)+ロッカーインナー(1.2mm)+ロッカーアウター(1.0mm)で合計3.2mmにも
なります。
私どもの使用している補修用スポット溶接機では、せいぜいこのぐらいの厚さが限界。
ここに補強の1.0mmとなると、著しく接合性能は下がり、強度落ちや接合不良が生じます。
また下から覗き見たとき、1枚余分に入っているのが解かるのもどうかと思いますし。
上面は接着式のウェザーストリップで覆われるので、付いてしまえば目立ちません(笑。
オリジナリティーと強度、作業性の兼ね合いを考えこのあたりが今回の妥協点でした。
しかし、このまま溶接するわけにもいかないのが、
ヨタハチの面倒なところです。。。。
平行してフェンダーを仮止めしてチリを合せたいところでもあります。
何だか・・・・。
ここ暫くあちこち作業が飛んでいるようで、状況説明も通じているのか自信がなくなってきますね・・・。
ロッカーパネル接合の1工程を進めるためには、まず周辺から。
隣接とかなり関わりあっているので、全体的に進めていかなくてはならないのですが、
仕上がるときは一気に見栄えが良くなるはずです。
そして、私の説明も纏まるかと(爆。
フロアとロッカーインナーの接合が終わりました。
まぁ、昨日の画像から打痕がついただけと大きな変化は見られないのですが、
とりあえず、横からのアングルで紹介します。
前側はダッシュロア部分とカウルサイド周辺、フロアクロスメンバーを
接合。
後ろ側は、リアフェンダーのインナーとスポットで接合します。
上下はロッカーアウターも一緒に溶接するため、今のところ数箇所
のみとめてあります。
この流れでアウターを!
といきたいのですが、その前に作る物があるようです。
こうして試し打ちをして深さと太さを調整しながら、ちょうど良い形を
作ります。
何を作っているかというと・・・・・
もちろんヨタハチ純正では無いパーツですが。
ロッカーパネルの補強。
もちろん賛否はあると思いますが、かなりの部分の張替えが強いられている今回のレストアでは
強度落ちは避けられないので、このパネルで補います。
強度とオリジナルとのバランスを取りながら、出来るだけ目立たないように組み込みたいです。