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やっと湿度のないカラッとした北海道らしい天候。
でも夜になると気温が落ちるので、もう夏の終わりを
感じてしまいますね。
さて、納車前の風景です。
今回は本州までJRコンテナで送るので、
オイル、ガソリン等、油脂類を抜いて
おく必要があります。
そういえば、今回燃料パイプと
ブレーキパイプは制作です。
ブレーキパイプは、最近ユニクロメッキで
しか販売されてないので、クロメートで最メッキ。
天気は昼から雨との予報。
不安でしたが、最近の天気予報の精度を
信じて出庫です。
個人的に一番好きです(笑)。
付属品等、手をかけれるところは
大体分解したりして触ってます。
バンパーを外してギリギリ収まります。
積み込みは職員さんにお願いしました。
大変慎重に作業していただき、感謝です。
陸送より価格も安いですし雨にもあたらないし、運搬日数も短いし。
この方法が一番良いのかもしれません。
積み込み後、まもなくして雨が降ってきました。
本当にギリギリのタイミングでしたが、無事納車することができました。
もしかすると私は見納めかもしれないので、寂しい気持ちもあります。
ですが、長い間このヨタハチでたくさんの思い出を作ることになれば
本当に嬉しいです。
着手から一年かかりましたが、ヨタハチの
レストアが終わりましたのでUPします。
ダッシュロア、パーテンションロアを
張り替えてフロア張替作業に進みます。
Rrフェンダーロアを張替。
繋ぎは、ヘミングつけて重ね合わせて
スポット溶接。溝にハンダを流し込み
接合。
インナー側を一部張替後、アウターを
制作。
フェンダー同様に突き合わせ溶接では
なく、重ね合わせて点付け溶接して、
ハンダを流し込み接合。
今回の腐食箇所もヨタハチならではという部分ではあるのですが、
構造や形状の都合上、この車種は何度手掛けても難しいというか…
苦労しますね^^;
一般修理と並行しての作業なので、ここまでで約半年かかりました。
次は塗装編です。
またレストア記事を掲載していこうかと思います。
作業はある程度進んでいます。
当初、ブログ掲載をあまり意識していなかったので、オーナー様が後に状況が
解る程度のポイントで撮影してなかったので画像が有ったり無かったりです。
なので、少し作業風景が飛び飛びになってしまうかと思います。
各部付属品を取り外し、台にのせて作業場に移動して
きました。
分解時の状態確認では、パネルの欠損も比較的少なく
感じられました。当然過修はありますが、何より
オーナー様の保管状況が良かったのではないかと思います。
過修自体は経年から考えてごくごく当たり前なのですが、
どれぐらいの範囲をどんな方法で補修しているかを
把握するのがとても重要です。
現状がおおよそわかったところで、カーべキューに載せて作業開始です。
少しゆとりが出来たので、久々の更新です。
数年前からちょくちょくご依頼があるワゴンRの錆補修です。
おそらく、北海道のBPショップでしたら年間数台は
お問い合わせがあるかと思います。
ホイールハウスとRrフェンダーのシール性がどうも
悪いのと、軽に使用している鋼材の影響でこの辺りの
腐食がどうも進行しやすいようです。
腐食部分を切り取るとインナーはこんな感じ。
幸いにも、まだインナーの腐食は表面だけでした。
さて、カットしたはいいですが、このアーチ部分って
実は作ろうと思うと物凄く大変です。
10Cm程度のアーチを作ろうにも1時間はかかります。
拘っているともっと時間がかかってしまいます。
なので、ホイールハウス補修パネル作りました。
実際は下のロッカーパネル付近まであるのですが、
今回は必要範囲だけで交換です。
接合部分は、ヘミングツールで一段低くして
Rrフェンダーに潜り込ませて2Cm間隔ぐらいで
点付け溶接。
その後、溶接間のパネル接合部にハンダを流し込む
ようにして接合して補修完了です。
この手の腐食の修理方法は、ショップによって様々です。
工場によっては、この錆のためにRrフェンダーを取り替えてしまう事も
あるようですが、車体にかかるストレスや修理費やらが提案しづらい要素
かと思います。
かと言って、腐食を表面からざっと補修して修理費を押させてしまえば
半年もしないでまた腐食が来てしまいますので、正直、作業者側でもかなり
やっかいな仕事だったりします。
今回のような方法でやれれば、修理費と手間のバランスがよいので、
お客様へも提案しやすいのではないかと思いました。
某会会長様からの強い要望で作ることになりましたが、やはり会長様は
目の付け所が違うなと、作業をしながらひとしきり関心してしまいました。