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旧車のレストアや日々の雑日記。
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先日の記事のように、フレームはあんな状態なので修正は断念しました。


使用するパーツ達はこれ!


DSCF2576.jpg私のデッドストック品のフレームAssy。
色から察知できると思いますがもちろん当時物の新品です。

ヤフオクの商品説明的に言えば、
保管時の擦り傷や、経年からくる小錆がありますが、未使用品です。
元箱はボロボロになったので捨ててしまいました。

って感じです(笑。

DSCF2581.jpgそしてこちらが左右インナーフェンダー。

当時物のステッカーがしっかりと貼ってあります。






どちらも長年持っていたパーツですが、私自身必要としていませんし、
尤も使う機会なんてほぼ無い部分。

どうかしたら今回の1号車レストアの為に持っていたのではないかと思うぐらいのパーツです(笑。
そして、このパーツを持っていたから、あまり躊躇わずフレームを切り離すことができました。

このような重レストアの機会なんて何度もあるわけではないですし、、、、というより何度もレストアしては
車体にそうとうストレスがかかるので、骨格も今回のレストアで終わらせるべきかと思います。

後々まで残る一台なので、骨格もしっかりとしておきたいものですね。



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今回はフレームの歪みについて。

DSCF2670.jpgバッツリと切り離したフレームです。

以前の記事で書いたように井形の部分が拉げています。

目での判断は少しわかりづらいのですが。



fream_right.jpgフレーム右側にスケールを置いたところです。
エプロンとの固定ボルトのホールまでの寸法が約470mmを
示しています。

反対に左側は

fream_left.jpg同じ位置で採寸しますと約450mmです。



約20mmの誤差があります。

左側が短いことと左ダッシュロアの歪みを考えると、過去になんらかの衝撃が加わった事を
裏付けています。

この寸法が左右同じでなくては、もちろん正確な対角線は出ないので、横振りの修正も困難です。

DSCF2677.jpgそしてもう1点、気になる部分が右のサイドメンバーと
クロスメンバーの接合部分です。

この加修感。。。。

なぜなのか理由がハッキリせず、更なる不安を残します。。。



こういう歪みから入力方向、衝撃力等、状況の裏づけを取る事については、こちらによくコメント頂ける
アウダマンさんの専門なので、きっと状況についてもかなりわかると思うのですが(笑、

作業者側からこの歪みを考察すると、、、、

非常に修復が難しく、苦労の割にはあまり良い結果が出ないというパターンです。
そして車体に対してもかなりのストレスがかかります。

よって交換が望ましいという結論に達しました。



現役時代でしたらこれは交換対象でしたよね? アウダマンさん(爆。




さぁ、今回は右側ダッシュロアです。

DSCF2599.jpgこの部分ですね。

左側と違い、形状が少し複雑です。
そして、本来であれば画像右側にもう少しパネルがあります。
ちょうどアクセルペダルの位置になる部分なのですが、
こちらに来たときには既にカットされていました。


なので、

DSCF2605.jpgひとまず、今回カットした部分に相当する部位を製作。

左側同様にリブ打ちして曲げ加工して・・・

と作り上げてました。




後は現車に合せてアクセルペダル周辺のパネルを作りながら、

フレームとエプロンを仮付けしながら、

全体的なバランスを確認しながら接合していくことになります。



何度、微調整や確認作業が行われるのでしょうか。。。

ぼつぼつフレーム取り付けの山場に差し掛かってきました。



明日更新できるかな・・・・(笑?






 


ブログを始めて5年ぐらい経ちましたが、こんなに更新が続いているのは初ですよ(笑!
この事実に私自身が一番驚いています。

毎日更新するのがアクセスアップの秘訣とはよく聞きますが、実はそれが一番難しいのです。

でも、こうしてコメントを頂けたりすると自然と、がんばろー!って気になるんですね。

沢山の条件が重なりお陰様で今は良いスパイラルに居れてます。


そんなわけで、この偉業(爆)を更新出来るよう頑張ってみます!



さてさて、
あのメモした図面の部分がおおよそ出来上がりましたので、紹介。

DSCF2594.jpg図面とは逆さまにした状態ですが。。

まだリブをうっただけの平鉄板なので、いまいち
インパクトないですね~。


板厚は1.2mm。
おそらく純正では1.0~1.1程度だと思いますが、フレームが取り付く
部分で、今回は補修パネルになりますので、それより僅かに厚い鋼板を選択しました。


そうそう、リブ打ちの方法ですが、

DSCF2715.jpgこういった打ち出し用の型を作り叩き出します。

ちなみにこれ、銀ちゃんレストア時に作った物で、今回で3台目の
使用でかなり使い込んだ跡があります(笑。


型を使ってある程度出さなくては、折角のリブがぼやけてしまいます。
これを使っても多少はボケてしまいますが、範囲内かと。


更に精度を求めれば、ちゃんとした型と作りプレスなのでしょうけれど、メーカーじゃないので、
各部に対応した金型を作っていてはいられません。。


DSCF2613.jpgリブ打ちが終われば、あとは寸法通りに周辺を加工しておおよそ
完成になります。

フロアとのスポット部分(画像上側)とロッカーインナーとの接合部分(画
像右側)は合せての調整が必要なので、現段階では余裕を持たせて
おきます。


トーションバーホール部分も同様で現車に合せになりますので、まだ穴あけはしません。



前回紹介した図面の部分を・・・といきたいとこですが、

その前に

DSCF2622.jpgバッテリーの下の部分。

まずここを何とかしておかなくてはいけませんので。





DSCF2624.jpg腐食部分をカットします。







DSCF2628.jpg見合う形のパーツを作り、接合。







これで、ダッシュパネル取り付けの準備終わりです。

小さな部分なんですが・・・って、後の為には大も小もありませんよね(笑。

一枚のパネルをつけるために周辺部分からの補修が必要になるので、なかなか進まないです。。





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